北關東單車旅行倶楽部

あーるのツーリング備忘録

草津白根山へ避暑ツー

今日も今日とて猛暑日

こんな暑い日は涼しい山の上に行こう

重監房資料館→毛無峠→雷滝→国道最高地点の順で時計回りに回った

9時に出発、ケチって下道で行った

熊谷あたりがマジで暑くてゲッソリ(もっと早く出ろ!)

 

最初に訪れたのは草津のはずれにある重監房資料館

国立療養所 栗生楽泉園の敷地内にある

ここがどういう施設なのか理解しないとさっぱり意味がわからないと思うので

詳しくはココのHPをみてください

資料館内には重監房実寸大模型がある

『特別病室』という隔離施設内の懲罰房のような場所

分厚い鉄の扉の向こうは高い壁に囲われた狭い通路

かがんで通れるくらいの小さい出入り口で各部屋が繋がっている

この小さい部屋に押し込められたそうだ

冬でもこの薄い布団とかけ布団しかなかったとか

模型なのに不気味で怖い空間だった

ハンセン病なんて名前聞いたことある程度だったので

この負の遺産にまつわるあれこれを見聞きして衝撃を受けた

志賀草津高原ルートを上って万座空吹

あたり一面ガス臭い!

おなじみ毛無峠

何故かココに来るといつもバイクが変わっている

次は何で来るかな?

もう「群馬県」が消えそう

この日の毛無峠はよく晴れて穏やかな風が吹き、とても気持ちよかった

もう4時半くらいだったので人も少なかった

 

一度長野側に下って再び渋峠に向かって上っていく

途中の雷滝に寄り道

雨不足とは思えない水の勢いと轟音

もしかしでこれでも少ない方なのだろうか

横手山ドライブインに着いた頃にはもう6時

夕日スポットらしいが残念ながら見られなかった

ドライブインからすぐの渋峠を過ぎると雲の中に入った

6時すぎならまだ薄明るいだろうと思っていたがもう真っ暗

視界は悪く、気温は15℃しかない

ちなみに横手山ドライブインあたりは20℃だった

連日猛暑の下界とはまるで異世界

ただでさえ夜の山は怖いのにさらに不気味だ

中央分水嶺付近、あたり一面雲だらけ

30−40kmでゆっくり下り、7時ころに草津に抜け出したのだった

標高が下がるにつれ猛暑が帰ってきて

埼玉には10時ころ帰ったがまだまだ暑かった