納車されてから500km程走ったので
'20年式Z400のインプレをしてみよう
車体について
まず跨ってみて感じるのが車体の軽さ
166kgと250cc単気筒に匹敵するレベル
そして抜群に良い足つき!
785mmと最近のにしては低いシート高で
軽い車重も相まって信号待ちがとにかく楽!
ポジションは思ったよりも前傾
幅広ハンドルを上半身で軽く押さえつける感じ
そのせいかハンドルがちょっと重い気がする(CB125Rが軽すぎ)
シートはちょっと滑りやすい
特にリアシートは面積が小さい上に滑りやすく
丸みを帯びた形なのでシートバッグの固定に難儀する
エンジンについて
398cm³水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブのエンジン
18年以降のNinj400と同じモノだ
エンジン音は、最近流行りの2気筒の、ありふれた感じ
吹かすとドコドコというエンジン音の他に
ヒュンヒュンと吸気音がハッキリ聞こえる
製品HPによればエアクリボックスの上蓋の剛性を見直し
『加速時の高揚感を演出するクリアな吸気音を実現』したそうだ
ぶっちゃけ押入れの隙間風みたいな音、あんま好みじゃない
4000回転を超えるとエンジン音が急に甲高くなり
パワーと共に急にレーシーな雰囲気が出てくる、VTECかよ
1速に入れ(Z400もバコーン!って入る、控えめだけど)
クラッチを繋げると滑らかに動き出す
「動く」というより「滑る」と言ったほうが良いかも
サスが柔らかく、衝撃をよく吸収してくれるのか
すいーっとバイクが前に進んでいく
雑にアクセルを開いても車体の姿勢が乱れず、とても乗りやすい
車体が軽いので少しのアクセル開度でぐいぐい前に出る
どの回転からでもトルクフルに加速するので
とにかくひじょーに扱いやすいエンジンだ
ちなみに燃費はL/23kmといったとこ
航続距離は330kmくらいだろうか、もうちょっと欲しい・・・
コレ以前の二台とも450km超走れたから心許なく感じる
高速走行について
100kmでレブリミットの半分、6000回転なワケだが
さほど振動や音は酷くない印象
問題は風圧で、100km出すのすら割と辛かった
冬で風がややあったのが原因だと思うが
無風だったとしても無視できない辛さがあるだろう
快適に走れるのは強風時80km、無風時90kmくらいまでじゃないだろうか
ま、コレはネイキッドの宿命ですね
ちなみに純正OPのラージメーターバイザーを付けての話
イクイップメントについて
多機能メーター
デジタルのスピードメーターと
デジタルの針のタコメーターという変わった組み合わせ
変わってはいるがシンプルでフツーに見やすい
ボタンが押しやすいのが好印象
ヘルメットホルダー
「ヘルメットが傷つく」「使いにくい」と不評な
最初から車体に付いてるヘルメットホルダー
社外から「移設ステー」なんてのも出てる始末
実際使ってみると、確かに使いにくい
大抵のヘルメットホルダーは左のようにフック部が上向きに開く
ところがZ400は右のように下向きに開く
場所も悪い、ステップとタンデムステップの間にある
Dリングを引っ掛けにくいんだコレが
ま、引っ掛けるのは回数こなすうちに慣れます
ヘルメットの傷対策としては
首の方を車体にくっつける感じに吊るすと良いかも
シート下収納
上はETC、下は雑具入れ
一見いろいろ入りそうに見えるが
上の段を閉めると入らない事が多い
リアシートのワイヤーを引くと
フロントシートが工具無しで開けられる
これはクッッッッッッッッソ便利なのでもっと普及しろ
いろいろごちゃごちゃと書いたけど、要は
めっちゃ乗りやすいバイク
ってことですね
正直「乗りやすい」以外書くこと無くて
今までのインプレで一番書きにくかった
バイクのインプレはなんかもうしんどいので
次は冬装備のレビューでもしようと思います
それでは良いお年を